インドネシアは、首都ジャカルタのあるジャワ島やスマトラ島のほか、17,500以上もの大小の島により構成されています。 公用語はインドネシア語ですが、会話言語では語彙も文法も異なる583以上もの言葉が話されています。
一部の人々は富裕層であり、経済成長につれある程度豊かな生活を送るようになりましたが、貧困地域の月収は日本円に換算して約3,500円(月/人)となっています。


急速に発展する国につきまとう貧困問題。インドネシアの都心から離れると川沿いにはスラム街。汚水の溜池で楽しく遊ぶ子供達。学校にも行くことができず信号待ちをしている車へティッシュや飲み物を売って生計を立てる若者もたくさんいます。彼らにとっては生きていくためには当たり前の生活なのです。

ファクトリーで働く方は良い暮らしをしているか?といえば、決して裕福でもなく日本のように何もかもが整備された環境でもありません。手先が器用な方が多いため古くなったプリーターやミシンも何でも修理し長く使い続けます。それは側からすれば古いものに見えるかもしれませんが、私にはアンティーク家具の様に美しく見えるのです。

参考:https://sulut.bps.go.id/indicator/23/761/1/garis-kemiskinan-provinsi.html

職人さんはもちろんのことインドネシア人の大半がイスラム教で何よりも家族を一番優先にし大切に想い合う文化があります。その中の教えに『自分よりも貧しい人に富を分ける』という宗教観があります。私は無宗教者ですがこの思想はとても感慨深く、私がもし職人さんへ富を生み出すことができたとすれば、いずれそれは回り回って貧しい人々へも分け与えることに繋がるのではと思います。